画像は"https://goo.gl/5dgrN4"より。
買収騒動は、いつもいろいろな波紋を呼ぶものだが、このほどフランスのPSAがドイツのオペルを買収することが発表された。
PSAというのは、かつてのプジョー・シトロエン・グループのことである。
ドイツのオペルと、アメリカのGM(ゼネラルモーターズ)のヨーロッパにおける事業とを買収することになったようだ。
カーマニアならずとも、大きな買収・合併話が出ると、ちょっと動揺が走る。
トランプ政権になったものの、やはりアメリカの自動車事業が不調であり、赤字もマンネリ化していることが噂されていた。
GMグループ傘下に入っていたドイツのオペルだが、このところの不採算続きで、GMは欧州事業は2000年ころから赤字だったようだ。
そして今回、GMはオペルを手放したいと思い、PSAはヨーロッパでの事業拡大をしたいと目論んでいた。
両グループの思惑が一致したということで、今回の買収となった。
これにて、日産とPSAの世界販売台数はGMを抜き、世界3位となる見通しである。
また、PSAはヨーロッパにおける市場シェアをVW(フォルクスワーゲン)に次ぐ2位となる。
オペル買収については、3月6日に発表される見通しである。
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