真田紐 真田幸村 サムライバーテープ 真田一家 収入源 実用主義 滑らない.jpg

画像は"https://goo.gl/WutrL6"より。

やはりテレビの影響というものは馬鹿にならないものである。
NHK大河ドラマで現在 真田幸村の周辺を描いた『真田丸』が、かなり視聴率好調のようである。
この真田丸の10月2日の放送に登場した『真田紐(さなだひも)』がきっかけになり、ネット上で注文が殺到し、何とメーカーのサーバーがダウンするところまで出たという。

改めて全国ネットのテレビの凄さを物語るとも思ったが、突如人気が出た『真田紐』とは何なのだろうか?


近年 真田紐は、主として茶道具の桐の箱とか美術工芸品を収める木箱の紐などに使用されているのだが、やはり伝統芸術の部類でありがちな状況らしく、近年売り上げが激減していたという。
真田信繁(幸村)が考案したと言われ、真田家が糊口をしのぐ手段として商売としてやっていたとの言い伝えがあるらしい。
編み紐のようなものだが、丈夫で滑りにくく、武具などにも使われてきていたようである。

滑りにくいという特色を生かして、次元者のハンドルに巻く紐という切り口で輸出もされているらしい。
商品名が『サムライバーテープ(バーはハンドルのこと)』とつけられているようで、ずいぶんと勇ましいネーミングである。

真田丸の放映直後からネット上で検索が急増し、現在85%のシェアを誇る最大手の『織元すみや 墨屋』のサーバーが落ちるほどのアクセスを集めたという。


忘れられかかった伝統芸術が『真田丸』にて見直され、再び日の目を見ることをちょっと喜ばしく思ったりもする。

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