アスクル 火災 3日続く 近隣避難 トラブル 続く ロハコ キャンセル 7万平方メートル.jpg

画像は"https://goo.gl/8uKgZz"より。

ちょっと前に新潟県の糸魚川市で大火災があったばかりである。
あの火災も、140世帯が焼け1日と6時間(すなわち30時間)燃え続けたと言われている。

アスクルの倉庫の火災だが、あまり報道されなくなっているが、地味に3日燃え続けて、未だ鎮火の様子が見られないというのだから驚く。
一体、どうなっているのだろうか?
近代消防機関が太刀打ちできないような火災とは、どういう事情があるのだろうか?

2月16日の出火から丸々3日が経過したが、どうやら倉庫が3階建てであり、3回の物流倉庫が依然燃え続けているようである。
そして、2月19日の午前0時過ぎに倉庫の南東側の3階付近で2回に渡って爆発音があり、スプレー缶など燃えやすいものが大量に格納されていたという。
火の勢いが強く、また燃えやすいものがまだまだ多く、要するに火災自体が大規模で起こっているため、放水などでは太刀打ちできない状況のようである。

良くある山火事のようなもので、燃えるものを遠ざける(山火事の樹木伐採にあたるようなことか?)などして、類焼を食い止めることも必要なようだ。
延べ床面積が7万2000平方メートルある倉庫であり、既に4万5000平方メートルが焼けているようである。
月次な表現を使うと、東京ドームが4万6千平方メートルと言われているので、ちょうど東京ドームくらいの面積が燃えてしまったことになる。

倉庫であるため、窓がなく、放水が困難な状況に陥ったのが長期化の原因の一つである。
消防は、重機を用いて二階部分に穴を空けて2階はようよう消し止めた。
ところが、3階に化粧品などのスプレー缶が2度に渡って大きく爆発し、火の勢いが盛り返してしまった。

3階建てであり、まだまだ大量の資材が残っており、中には燃えやすいものもあるようで、周辺住民が避難勧告される状況だが、鎮火のめどが全く立っていない。
鎮火後は、消防法などに基づいて検証も行われるとは思うのだが、それにしても管理体制の甘さが問われる印象である。

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