画像は"https://goo.gl/wRAQEW"より。
このところ、スマホ不正使用疑惑騒動で、かなり内規が厳しくなっているとは聞いていた。
日本将棋連盟は2月10日、対局中の外出を禁止する対局規定に違反したとして、2名の棋士を処分した。
処分を受けたのは村田顕弘五段(30)と金沢孝史五段(43)である。
厳重注意の上に罰金を徴収すると発表した。
ちなみに罰金は該当対局の対局料の50%と発表されている。
日本将棋連盟がかなり厳しい措置に出た感じである。
コンピューターの不正使用問題(スマホ使用も含む)でかなりの問題意識を感じているのであろう。
村田五段は2月7日の順位戦C級1組の高橋道雄九段(56)との対局の際、夕食の休憩の時食料購入のため外出した。
金沢五段は2月8日の王将戦1次予選の佐藤紳哉七段(39)との対局の際、昼食の休憩の時に食事のために外出した。
他の棋士の指摘により事態が発覚し、将棋連盟が事情聴取を行った。
この行為に対して、日本将棋連盟が厳しい措置を下したとみられる。
2月より現職に就いた佐藤康光会長がコメントを発表している。
「二度とこのようなことが無いよう、監視を強化してゆきます」
ちなみに、処分の棋士は該当の対局にいずれも敗退している。
いや、変に勝ってしまっていたら、ますます疑われる所だったかも知れないが...。
村田五段の場合は、食料購入とあるから、ちょっとしたコンビニ外出くらいかもしれなかった。
規制強化のために、棋士達はかなり窮屈な思いをしそうだが、これも棋界のコンプライアンス強化のためと諦めなくてはならないのかもしれない。
その昔羽生善治三冠が対局中の休憩に、神宮外苑にあるお気に入りのサンドイッチ店にトコトコ出かけていって食事をする話があったが、そんなこともできなくなるのだろうか?
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