画像は"https://goo.gl/r4ydkt"より。
プロの将棋でも、スマホによるカンニングが問題視される昨今であるから、試験でも怪しい受験生が現れているようである。
大学入試センター試験でも、12件の過去最多の不正行為がみられたようで、男女12名の該当受験生は全科目0点の措置が取られたようだ。
年々、数が増えてきており、かつ巧妙化している印象のある、ハイテクな"カンニング"行為だが、その実態はと言うと...?
カンニングが確認できている2006年以降だと、最多の12名がチェックされ、厳しい規定により全科目が0点にされてしまったようである。
2008年の9件以降、鳴りを潜めていたが、試験官の意識も変わったのか?あるいは、将棋のスマホ疑惑が影響したのかもしれない。
☆ 地理歴史・公民の試験でスマホ使用(愛知県)
1月14日の試験中、問題冊子の下に隠したスマホを見ているところを試験官が発見した。
受験生のスマホを確認したところ、教科書を撮影した画像があり、受験生もカンニングを認めた。
☆ 簿記・会計の試験で電卓を使用(北海道)
計算の問題が出題されてたのだが、電卓を使用した受験生が同一会場で6人発見されている。
☆ 数学の試験で定規を使用(千葉・石川県)
使用が禁止されている定規を使用したため、2県で各1名が摘発されている。
☆ 試験終了後も鉛筆や消しゴムにてマークシートを修正する不正(富山・愛知県)
『解答止め』の指示があるにもかかわらず、マークミスなどの修正を行っていて不正行為と見なされた。
☆ 受験票を提示するように、試験官から指摘があったが提出しなかった
替え玉受験の可能性があり、不正行為と見なされ0点とされた。
試験問題を撮影などして、外部と連絡を取り、回答を受信する『ネット系』のカンニングは1例も確認できなかった。
しかし、将棋のスマホ使用疑惑ではないが、見つかっていない不正受験もあると見られている。
ネット接続ができる環境である試験場が多く、なかなか完全対策は難しいとの指摘もある。
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